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标题: 伊集院レイ的告白 日語版 [打印本页]

作者: 澪雪    时间: 2003-8-4 10:13
标题: 伊集院レイ的告白 日語版
伊集院レイ的告白 日語版
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公:「えっ?君だれ?

レイ:「…………。

公:「どこかで見たような?

レイ:「わ、私…。伊集院です。

公:「伊集院に妹なんていたっけ?

レイ:「いえ、伊集院レイ、本人です。

公:「えっ?

レイ:「ごめんなさい。今まで私…。男のふりをして噓をついてたの…。

公:「すごい噓だ。

レイ:「伊集院家では、女の子は、高校を卒業するまで、家の外では、男の子として生活しなくてはいけないの。

公:「漫畫みたい…。

レイ:「でも私、あと一日だったけど、どうしても我慢ができなくて…。 こんな所に呼び出したりして、ごめんなさい。

公:「い、いいよ。別に…。

レイ:「いつも憎まれ口ばかりでごめんなさい。
でも、今まで憎まれ口をたたいてたのはあなたに嫌われようとしていたからなの。嫌われてしまえば、あなたの事を、忘れられると思ったから…。  
でも、いつもあなたは、私に電話をしてきてくれて、あんなにひどいことを言ったのに、何度も何度も…。
私、嬉しくて、いつも電話の向こう側で泣いてたのよ…。
後、私が誘拐されたとき、廢工場まで來てくれたでしょう。
こんな私を心配してくれるなんて、すごく嬉しかった。
いつも氣丈に生きてきたけど…でも、私だって普通の女の子よ。
いつもみんなと一緒にいて、おしゃべりしたり、遊びに行ったりしたかった。
バレンタインのときだって、あなたに…明日からはそうなれるけど、卒業する前に、本當の私を見て欲しかったから…。
もう伊集院家なんて、どうでもいいの。
だから…好きです。
今まで噓をついていてごめんなさい。
でも、私と付き合ってください。

公:「伊集院…。いや、伊集院さん…。

レイ:「迷惑だと思うけど…。あなたの氣持ちを聞かせて。それで諦めがつくなら…。

公:「そこまで思ってくれて、斷れる譯無いじゃないか。

レイ:「そ、それじゃ…。

公:「もちろん。OKだよ。

レイ:「私…私…。何て言ったらいいのか…。やっと、普通の女の子になれたのね…

公:「一つだけ聞いてもいいかな?

レイ:「えっ、何?

公:「好雄が倒れたときの事だけど…。

レイ:「ご、ごめんなさい…。好雄君に、私が女の子だという事がばれてしまったので、記憶を操作したんです。

公:「やっぱりそうだったんだ…。

レイ:「け、輕蔑しますか…。

公:「いや…。その氣持ちわかるから…。

レイ:「ありがとう…。本當に優しいのね…。あなたを好きになって良かった…。


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回憶篇

それにしても、あの伊集院が女だったとは…。
しかも俺のことを想っていたなんて。
彼女は伊集院家の家訓を破ってしまったのだが、理事長である祖父もつねづね、おかしいと思っていたらしくこの機會にそんな馬鹿げた家訓をなくしたらしい。
レイは、伊集院家の一人娘として伊集院グループを繼がなければならないので、帝王學を學びにアメリカに留學することになった。
こんな彼女を持ってしまってこれから先、俺は一体どうすればいいんだろう…。
この學校の傳說が永遠に語り繼がれるように、俺達二人の愛も、永遠だと信じて生きていこう…。




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